さよなら僕の愛した眼鏡達

--タイ、チェンマイ

 ソンクラーン中に眼鏡が壊れた。泥にまみれ、フレームはまっぷたつ、レンズも砕けた。この上なく壊れた。100点満点だ。水をかぶるたび外して顔を拭うのが面倒で、ポケットに入れていたのが間違いだった。気がつくと無い。引き返して探していると、無残な姿で見つかった。

 度入りのサングラスは持っているけど、若干色が入っているのでやっぱり普通のメガネも欲しい。チェンマイの眼鏡屋にて新しい眼鏡を購入した。日本と同じ検査をして(野原の家や気球の絵を覗くアレ)、1時間で完成。お値段2000B。安いじゃないか。よしよし、今度は絶対外さないぞ、外さなければ失くさない。
 翌日、気合を入れてソンクラーン戦場に臨んだ僕は、地元の子たちの誘いによって果敢に濠に突入。濠に潜って上がってみると、彼らの様子が変だ。身振りから察するに、メガネはどうした、と言っているようだ。顔に手をやる。無い。
 濠の水は濁っていてとても見えなかった。でもみんな足で探してくれる。しかし当然ながら結局見つからず、哀れ2代目メガネはわずか1日の命だった。

 これにはさすがに凹んでいると、みんながとても心配してくれた。マイペンライ(気にするな)と言うも、いくらなんでも我ながらアホすぎる。2度あることは3度ある、にならないように、最後のサングラスだけは失わないよう気をつけようと思う。

 新しく買ったやつ結構気に入ってたんだけどな。「調子に乗りすぎるな」という授業料と思うしかないか…

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